大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



タイガースの“起爆剤”に…?阪神、1軍起用が待たれる若手有望株6人。次世代のブレイク候補たち

2024/06/19

text By

photo

産経新聞社



中川勇斗

阪神・中川勇斗
・投打:右投右打
・身長/体重:172cm/75kg
・生年月日:2004年1月27日
・経歴:京都国際高
・ドラフト:2021年ドラフト7位

 
 坂本誠志郎、梅野隆太郎といった一軍捕手陣を脅かす存在になり得るのが、今季で高卒3年目を迎えた中川勇斗だ。
 
 京都国際高では、正捕手として3年時に春夏連続で甲子園に出場。夏の甲子園では2試合連続本塁打を放つなど攻守に渡る活躍を見せ、2021年ドラフト7位で阪神タイガースに入団した。
 

 
 高卒1年目は二軍で50試合に出場し、打率.295、3本塁打、15打点の好成績をマーク。翌2023年は出番がないまま登録抹消となったものの、5月に一軍昇格を果たした。
 
 最終的に同年も二軍暮らしが続いたが、57試合出場、打率.265、3本塁打、18打点と安定した数字を残した。
 
 今季も高卒5年目の藤田健斗らと出番を分け合う形となっているが、ファームで34試合に出場し、打率.302、1本塁打、14打点と優秀な数字を記録。
 
 順調な成長を見せ、攻守で高いパフォーマンスを発揮している。一軍捕手陣が打撃で苦しんでいるだけに、今季中の一軍デビューもありそうだ。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!