まさかの“試練”も…プロ野球、「育成落ち」から這い上がったドラフト1位入団の現役選手6人
2024/06/28
産経新聞社
堀田賢慎(読売ジャイアンツ)
·投打:右投右打
·身長/体重:186cm/88kg
·生年月日:2001年5月21日
·経歴:青森山田高
·ドラフト:2019年ドラフト1位
異例となる高卒1年目のオフに育成契約となった堀田賢慎。高卒3年目に支配下復帰し、今季は飛躍の足掛かりを掴もうとしている。
青森山田高から2019年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。しかし、新人合同自主トレーニング期間中に右肘の違和感を訴え、プロ入り早々に右肘手術を決断。その影響で入団1年目のオフに育成契約となった。
高卒3年目の2022年3月に支配下復帰すると、そのまま開幕ローテーション入り。同年は8試合の登板で2勝3敗、防御率6.29と結果を残せなかったが、プロでの第一歩を切った。
昨季も一軍では苦しんだが、今季はリリーフで開幕一軍スタート。救援で好投を続けると、先発ローテーションの座を勝ち取った。
先発転向後はまずまずの投球を見せていたが、6月12日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦では3回途中5失点で降板となり、翌日に二軍降格となった。
光るものを見せていただけに、再びチャンスを掴みたいところだ。