電撃移籍もあり得る!? 中日のトレード注目選手6人。他球団が獲得したい候補選手は…?
2024/07/04
産経新聞社
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立浪和義監督が就任3年目を迎えた2024年シーズンの中日ドラゴンズ。低迷期からの脱却を目指す今季も、投手陣の奮闘が目立つ中、課題の得点力不足は改善できていない。7月31日までがトレード可能期間となるが、緊急補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、中日でトレード候補となり得る選手を紹介する。
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根尾昂
投打:右投左打
身長/体重:177cm/84kg
生年月日:2000年4月19日
経歴:大阪桐蔭高
ドラフト:2018年ドラフト1位
高校時代から全国に名を馳せていた根尾昂。プロ6年目を迎えたが、トレード候補と言ってもよいだろう。
大阪桐蔭高では、世代屈指のプレーヤーとして投打二刀流の活躍。3年時に春夏連覇を成し遂げると、4球団が根尾をドラフト1位指名。抽選の末、中日ドラゴンズへの入団が決定し、低迷気味のチームを救う活躍が望まれていた。
しかし、打者で挑んだプロの世界は厳しく、結果を残せないシーズンが続いた。2021年こそプロ初アーチを放ったが、同年は72試合の出場で打率.178の成績。そんな中、2022年に投手転向を決断した。
昨季はシーズン終盤に一軍のマウンドに立ち、同年は2試合の登板で防御率0.71をマーク。しかし、制球面で不安定な部分があり、12回2/3を投げて8四球を与えていた。
今季も一軍で2試合に登板したが、防御率5点台。四球で自らピンチを招く場面が多く、現在はファーム調整となっている。
持つ素材は一級品なだけに、環境を変えることも根尾のキャリアを考えれば得策なのかもしれない。