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球界の“スター”だが…プロ野球、トレード移籍を複数回経験した大物選手6人

2024/07/07

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産経新聞社



(左から)涌井秀章、多村仁志

プロ野球 最新情報

 プロ野球の世界では、出場機会の増加などを目的に交換トレードが実施されることが多くある。中には、チームの主力として活躍していた大物選手が移籍した事例も存在する。また、1度だけでなく2度以上のトレード移籍によって、野球人生が翻弄されたケースも少なくない。今回は、キャリアの中でトレード移籍を複数回経験した選手を取り上げたい。

 

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小山正明


投打:右投右打
身長/体重:183cm/73kg
生年月日:1934年7月28日
経歴:高砂高

 
 プロ通算320勝を挙げた小山正明。野球殿堂入りを果たした名選手も、トレード移籍の経験がある。
 
 小山は高砂高校からプロ入りを目指し、阪神タイガースにテスト生として入団。期待はかけられていなかったが、徐々に成長を遂げ1956年に17勝、防御率1.66という成績で活躍した。
 

 
 その後も毎年のように300イニング以上を投げ、数多くの勝ち星を積み重ねた。そして1963年オフにトレードで東京オリオンズ(現:ロッテ)に移籍。
 
 移籍1年目にキャリアハイの30勝を挙げ、最多勝のタイトルを獲得。その後も2年連続で20勝をマークするなど先発投手として十分な役割を果たした。
 
 すでに通算316勝という輝かしい成績を残していた小山は、1972年オフに大洋ホエールズ(現:DeNA)にトレード移籍。同年は15試合に登板し、防御率2.55と十分な成績を記録したが、1973年をもって現役を引退した。

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