球界の“スター”だが…プロ野球、トレード移籍を複数回経験した大物選手6人
2024/07/07
産経新聞社
加藤秀司
投打:左投左打
身長/体重:176cm/75kg
生年月日:1948年5月24日
経歴:PL学園高 – 松下電器
ドラフト:1968年ドラフト2位
阪急ブレーブス(現:オリックス)で長きにわたってプレーした加藤秀司も、トレードの経験者である。
大阪のPL学園高校時代に東映フライヤーズ(現:日本ハム)から指名を受けたが、入団を拒否して松下電器へ入社。また、1967年のドラフトでも、指名を受けた南海ホークス(現:ソフトバンク)への入団を拒否した。
1968年のドラフトで阪急ブレーブスから2位指名を受けプロ入りを決断すると、入団3年目に打率3割(.321)を達成。その後も幾度となく打率3割をクリアした。
その後も安定した成績を収め続けたものの、1982年は打率.235と苦しむと、同年オフにトレードで広島東洋カープに移籍した。
しかし、広島在籍は1年にとどまり、その後もトレードで近鉄バファローズ、読売ジャイアンツとさまざまな球団でプレーし、最後は南海で現役引退。
首位打者2回、打点王3回、MVP1回を誇る華々しいキャリアに幕を閉じた。