球界の“スター”だが…プロ野球、トレード移籍を複数回経験した大物選手6人
2024/07/07
産経新聞社
多村仁志
投打:右投右打
身長/体重:180cm/80kg
生年月日:1977年3月28日
経歴:横浜高
ドラフト:1994年ドラフト4位
シーズン40本塁打を成し遂げたこともある多村仁志は、トレードで古巣に復帰した経歴を持つ選手である。
横浜高校では3年時に甲子園でのプレーも経験し、1994年のドラフト4位で横浜ベイスターズに入団した。
プロ入り後は殻を破れないシーズンが続いたが、2004年に大ブレイク。123試合に出場し規定打席に到達すると、打率.305、40本塁打、100打点と主砲の役割を果たした。
翌2005年も31本塁打を記録したが、ケガの影響で2006年は39試合の出場にとどまると、同年オフにトレードで福岡ソフトバンクホークスへ移籍。2010年には自己最高の打率.324を残した。
ソフトバンクで6年間を過ごしたのち、交換トレードによって2013年から古巣の横浜に戻った多村。最後は中日ドラゴンズで現役生活を終える形になったが、横浜で残したインパクトは強いものがあった。
【了】