電撃移籍もあり得る!? 阪神のトレード注目選手6人。他球団が獲得したい候補選手は…
2024/07/10
産経新聞社
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今季は球団史上初のリーグ連覇を狙う阪神タイガース。しかし、主軸の大山悠輔や佐藤輝明が打撃不振に苦しみ、一時は二軍落ちになるなど不測の事態も発生している。7月31日までがトレード可能期間となるが、緊急補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、阪神のトレード候補となり得る選手を紹介する。(※今季成績は7月10日時点)
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片山雄哉
・投打:右投左打
・身長/体重:177cm/84kg
・生年月日:1994年6月18日
・経歴:刈谷工 – 至学館短大 – BC・福井
・ドラフト:2018年育成選手ドラフト1位
今季もここまで一軍での出番がない片山雄哉。本職の捕手に加えて、一塁や三塁もこなせるだけに、需要の高い存在と言える。
BCリーグ・福井ミラクルエレファンツから2018年育成選手ドラフト1位で阪神タイガースに入団。プロ1年目の7月に支配下契約を勝ち取ったが、長らくファームで過ごしていた。
一軍デビューを果たしたのは、プロ4年目の2022年。だが、同年は出場2試合で2打数ノーヒットに終わり、いずれも空振り三振に終わった。
そんな中、昨季は一軍出場こそなかったが、ファームで打撃成績が上向いた。79試合の出場で打率.288、15打点の好成績をマーク。2020年の打率.220がベストだったことを踏まえれば、大きく成長した1年となった。
今季もここまで一軍出場はないが、ファームでは46試合の出場で打率.306とバットでアピール。6月27日の中日戦では無死満塁の場面で2点タイムリーを放つなど、得点圏での勝負強さも見せている。
しかし、梅野隆太郎や坂本誠志郎らの存在により、一軍での出場機会に恵まれていない。ファームでは複数ポジションを守っており、特に捕手不足に悩む球団が獲得を狙う可能性もありそうだ。