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電撃移籍もあり得る!? 阪神のトレード注目選手6人。他球団が獲得したい候補選手は…

2024/07/10

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産経新聞社



井上広大

阪神・井上広大
・投打:右投右打
・身長/体重:189cm/100kg
・生年月日:2001年8月12日
・経歴:履正社高
・ドラフト:2019年ドラフト2位
 
 和製大砲と期待されながら、プロ5年目を迎えた井上広大。今季も一軍でチャンスを得たが、定着には至っていない。
 
 履正社高では、3年夏に甲子園優勝を経験。高校通算49本塁打の実績を引っ提げ、2019年ドラフト2位で阪神タイガースに入団した。
 

 
 ルーキーイヤーから一軍の舞台を経験し、同年10月16日のヤクルト戦ではプロ初打点をマーク。また、同年はファームでも69試合に出場し、打率.226ながらも9本塁打を放つパンチ力を見せた。
 
 翌2021年はウエスタン・リーグの打点王(50打点)、2022年は同リーグの最多安打(96本)を受賞するなど、二軍では確実に実績を重ねた。しかし、一軍ではファームで見せている打撃を発揮できずにいる。
 
 昨季も、ファームでは94試合の出場で11本塁打を放つ活躍を見せるも、一軍ではわずか13試合の出場で打率.229、7打点の成績にとどまった。
 
 今季は5月10日に一軍に昇格すると、同日からタイムリーヒットを含む3試合連続安打を記録。しかし、その後はスタメン出場の機会が減り、またしても一軍定着には至らず。5月27日には再びファームへ戻った。
 
 一軍の壁に苦しみ続けている井上だが、ファームでの実績とパワフルな打撃は魅力十分。若手外野手の育成に苦戦している球団であれば、興味を示す可能性がありそうだ。

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