電撃移籍もあり得る!? 阪神のトレード注目選手(2)ついに“レギュラー格”もあるか
2024/07/26
産経新聞社
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今季は球団史上初のリーグ連覇を狙う阪神タイガース。しかし、主軸の大山悠輔や佐藤輝明が打撃不振に苦しみ、一時は二軍落ちになるなど不測の事態も発生している。7月31日までがトレード可能期間となるが、緊急補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、阪神のトレード候補となり得る選手を紹介する。(※今季成績は7月9日時点)
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豊田寛
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/88kg
・生年月日:1997年4月28日
・経歴:東海大相模高 – 国際武道大 – 日立製作所
・ドラフト:2021年ドラフト6位
今季は一軍でプロ初安打を放った豊田寛だが、外野手争いは熾烈を極めている。
東海大相模高では、4番打者として甲子園優勝を経験。国際武道大、日立製作所を経て、2021年ドラフト6位で阪神タイガースに入団した。
即戦力の期待を受け、ルーキーイヤーは開幕直後に一軍昇格を果たしたが、出場5試合で7打数0安打と結果を残せなかった。同年はファームでも80試合の出場で打率.243、4本塁打、32打点と寂しい数字に終わった。
昨季は一軍出場がなく、ファームが主戦場に。それでも、ファームでは93試合の出場で打率.271、2本塁打と確実性を高めた。
プロ3年目の今季は、2年ぶりに一軍昇格。6月13日のオリックス戦では「7番・左翼」でスタメン出場し、プロ初安打を含む2安打を記録。第2打席で放った安打は左翼フェンス直撃の一打となり、持ち前のパンチ力も発揮した。
同26日の中日戦では代打で出場すると、気迫のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取るなど、少ないチャンスの中で存在感を示している。
しかしながら、若手の森下翔太や前川右京などの存在もあり、チーム内ではやや厳しい立場に置かれている豊田。一軍での活躍を見て、獲得を狙う球団も出てきそうだ。
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