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“崖っぷち”から1軍戦力に…プロ野球、今季に正念場から主力クラスへ浮上した選手6人

2024/07/04

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産経新聞社



(左から)巨人・立岡宗一郎、DeNA・坂本裕哉、中日・板山祐太郎

プロ野球 最新情報

 熾烈な競争が繰り広げられるプロ野球の世界では、十分な結果を残すことができなければ、必然的に厳しい立場となる。そんな中、2024年シーズンは苦境に立たされていた選手の飛躍や復活が目立っている。ここでは、今季は正念場と見られていたものの、一軍戦力として活躍している選手を紹介したい。(※今季成績は7月4日時点)

 

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立岡宗一郎(読売ジャイアンツ)

巨人・立岡宗一郎
・投打:右投左打
・身長/体重:181cm/82kg
・生年月日:1990年5月18日
・経歴:熊本・鎮西高
・ドラフト:2008年ドラフト2位
 
 昨季はリハビリにシーズンを費やした立岡宗一郎。プロ16年目を迎える今季は、大ケガからの復活を果たした。
  
 2008年ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスに入団。しかし、一軍に定着できないまま、2012年シーズン途中で読売ジャイアンツにトレード移籍することとなった。
 

 
 新天地では徐々に出場機会を増やすと、2015年はシーズン後半から1番打者に定着。同年は自己最多の91試合に出場し、打率.304(規定未満)、16盗塁の好成績を残した。
 
 しかし、その後はレギュラーの座を奪い切れず、出場機会が減少。2022年には守備機会で味方と交錯し、左膝前十字靭帯損傷の重症を負った。
 
 その後は患部の再建手術を行い、同年オフに育成契約になるなど、長いリハビリを強いられた。
 
 それでも、翌2023年7月に三軍戦で復帰し、今年5月に支配下復帰。一軍復帰後はしぶとい活躍見せており、定期的にスタメン入り。ベテランらしい卓越した打撃技術で、さらなる貢献をもたらしたい。

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