“崖っぷち”から1軍戦力に…プロ野球、今季に正念場から主力クラスへ浮上した選手6人
2024/07/04
産経新聞社
太田椋(オリックス・バファローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/84kg
・生年月日:2001年2月14日
・経歴:天理高
・ドラフト:2018年ドラフト1位
高いポテンシャルを持つも、プロ入り後は度重なる故障に苦しんできた太田椋。高卒6年目の今季は、その才能を開花させようとしている。
天理高時代には、高校通算31本塁打を記録。2018年ドラフト1位でオリックス・バファローズに入団した。
高卒1年目から一軍の舞台を経験すると、翌2020年には20試合の出場ながら3本塁打を放つなど、大器の片鱗ぶりを覗かせた。
2021年には53試合出場で3本塁打を放ったが、打率.172と低迷。昨季は左手首の故障に悩まされ、9月には手術を敢行。わずか18試合の出場にとどまるなど、能力を活かしきれないシーズンが続いていた。
それでも、今季は左手首の故障が癒え、5月中旬からスタメンに定着。5月末からは3番打者として起用され、現時点で打率.285、2本塁打、28打点の好成績を残している。
2024年シーズンは故障なく、レギュラーの座を確固たるものとしたい。
【了】