阿部監督の“お墨付き…?巨人、2024年シーズンに評価が急上昇している選手6人
2024/08/16
産経新聞社
井上温大
・投打:左投左打
・身長/体重:175cm/78kg
・生年月日:2001年5月13日
・経歴:前橋商
・ドラフト:2019年ドラフト4位
昨季はファームで圧巻の成績を収めた井上温大。今季は、一軍で先発ローテーションに定着しつつある。
前橋商から2019年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団したが、高卒2年目のオフに左肘を手術し、育成契約を経験。それでも、翌2022年7月に支配下復帰すると、同年には一軍デビューを飾った。
昨季は一軍で4試合に登板し、0勝1敗、防御率10.95と振るわず。一方、ファームでは11試合の登板で7勝0敗、防御率0.75の好成績を残し、最多奪三振(84個)のタイトルを手にした。
今季も序盤は打ち込まれる場面が目立ったが、5月30日のソフトバンク戦でリリーフ登板すると、4イニングで1人のランナーも許さないパーフェクトピッチングを披露。
6月からは先発を任され、同6日のロッテ戦では7回途中3失点で勝利投手に。7月3日の中日戦では8回無失点の好投を見せ、地元・前橋での登板を白星で飾った。
その後も先発ローテーションの座を守り、ここまで18試合登板で5勝4敗、防御率3.24と飛躍を予感させる数字をマークしている。
チームの先発陣を見ると、サウスポーが若干手薄な印象。このまま井上がブレイクとなると、チームに欠かせない戦力になるのは間違いない。