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高校時代の“盟友“に…プロ野球で再会した元チームメイト6組。かつて共闘した同期選手たち

2024/07/19

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産経新聞社



岡留英貴・リチャード

(左から)阪神・岡留英貴、ソフトバンク・リチャード
 
 強豪・沖縄尚学高でともにプレーした岡留英貴とリチャード。岡留は大学卒業後、リチャードは高校卒業後にプロ入りした。
 
 高校時代の岡留はオーバースローで投げており、3年夏は背番号「10」をつけた。リチャードも高校通算25本塁打を記録する強打者で、チームの主砲に君臨。しかし、3年間で1度も甲子園の土を踏むことはできなかった。
 

 
 卒業後、岡留は亜細亜大に進学。リチャードは2017年ドラフト育成ドラフト3位で、福岡ソフトバンクホークスに入団した。
 
 岡留は、大学進学後にサイドスローへ転向。1年秋から登板を重ねると、威力のあるボールが評価され、いつしかプロ注目の存在になった。その後、2021年ドラフト5位で阪神タイガースから指名を受けた。
 
 プロ入り後、一軍の戦力となりつつあるのは岡留だ。昨季の7月4日にプロ初登板を果たすと、同年は8試合の登板ながらも1勝0敗、防御率1.29をマーク。今季は開幕一軍入りするなど、成長株の1人である。
 
 一方リチャードは、確実性が課題だ。プロ3年目に支配下を勝ち取り、ファームでは4年連続の本塁打王を獲得。しかし、一軍では活躍できていないのが現状。変化球への対応、三振の多さなど、技術面で苦しんでいる。
 
 今季でプロ3年目を迎えた岡留は、今後の一軍定着に期待。プロ7年目を迎えたリチャードは、後半戦に一軍で見せ場を作れるのか注目したい。

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