【6月1日埼玉西武対横浜DeNA戦、BBC独自採点】マンオブザマッチは圧巻の投球を見せた菊池
6月1日、埼玉西武対横浜DeNA戦は7－0で埼玉西武が勝利を収めた。現地取材に基づき、この試合をベースボールチャンネル独自基準にて採点を行ってみたい。
2016/06/02
＜埼玉西武ライオンズ＞
（中）秋山7.0
評 2打席目はタイミングを外されながら右翼前安打。3打席目は反撃ののろしを上げる四球を選び、最後の打席は2点本塁打。3打数2安打2打点2得点のケチの付けようのない活躍で、マン・オブ・ザ・マッチにしたいくらいだった。
（左）栗山6.5
評 チーム初安打を放ち、6回裏にはチャンスを拡大する貴重な四球を選んだ。勝利に貢献する大きな出塁だった。
左 斎藤-
（一）メヒア6.0
評 6回裏、無死1・2塁から粘って右翼前適時打を放った。貴重な先制点で、試合の流れを一気に呼び込んだ。
一 木村昇-
（指）中村6.0
評 1打席目はチェンジアップで三振したあと、2打席目はそのチェンジアップを狙って二塁打。3打席目はチャンスを拡大する左翼前安打を放つなど4打数3安打。見事な活躍だった。
（二）浅村6.5
評 試合を一気に楽にさせる貴重な満塁本塁打を右翼に放った。意識が試合を決めることではなく、犠牲フライや右方向に向いていた姿勢は素晴らしい。
（右）森5.0
評 2軍で鍛え直して上がってきているが、以前との違いを見せることができていない。まだ本調子とはいかないようだ。親子ゲームで本塁打を放った坂田に期待したくなる。
（捕）炭谷5.5
評 打者としては無安打に終わったが、9回を完封したリードは文句のつけようがないだろう。5月後半からリードに新境地がみえる。
（遊）鬼崎5.0
評 下位打線としては粘って1打席でも出塁して欲しい所だが、今日は相手先発の石田の前に何もできなかった。
（三）金子侑5.5
評 7回の追加点につながる口火の二塁打を放って出塁した。秋山の前に彼が出塁できた時は、得点のにおいがする。
三 永江-
＜投手＞
菊池7.0
評 ストレートで押しながら要所でスライダー、カーブが決まっていた。相変わらず左打者には粘られる傾向があるが、ほとんど危なげなかった。7回3安打11三振は圧巻のピッチング。2試合続けてのマン・オブ・ザ・マッチ。
佐野6.0
評 今後に期待を抱かせる2回3奪三振無失点の快投。そろそろ先発としてのチャンスが舞い込んできそうだ。
田邊監督5.0
評 特に動く場面がなかった。何もしなかったというより、何もする場面がなかった。悪い意味での5.0ではない。