ベイスターズに欲しい!? DeNA、トレード獲得候補に挙げられる6人。他球団からの緊急補強も?
2024/07/25
産経新聞社
瀧中瞭太(東北楽天ゴールデンイーグルス)
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/93kg
・生年月日:1994年12月20日
・経歴:高島高 – 龍谷大 – ホンダ鈴鹿
・ドラフト:2019年ドラフト6位
一軍で2桁勝利の実績がある瀧中瞭太。近年は低迷しているが、年齢も考慮するとまだ活躍の余地がありそうだ。
ホンダ鈴鹿から2019年ドラフト6位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団すると、プロ2年目の2021年に開幕ローテーション入り。同年は20試合に先発登板して10勝5敗、防御率3.21をマーク。制球力も光り、ブレイクの1年となった。
しかし、翌2022年も開幕ローテーションには入ったが、同年は15試合の登板で2勝9敗、防御率4.62。前年とは打って変わり、大きく低迷した。
昨季は3年連続の開幕ローテーション入りを果たし、同年5月14日の西武戦では9回1死までノーヒットピッチングを披露。しかし、その後は不調に陥り、6月下旬以降は一軍のマウンドに立てず。同年は8試合の登板で2勝4敗、防御率3.83で終えた。
今季は、開幕二軍スタート。6月15日の日本ハム戦で今季一軍初勝利を果たしたが、防御率5点台という数字が表しているように、不安定感は否めない。
チームでは、藤井聖やルーキーの古謝樹が奮闘。ファームでは荘司康誠らも控えており、瀧中は安定感を取り戻せなければ、厳しい立場になる。
一方、今季のDeNAはリリーフ陣が不安要素。先発としてはここ数年不安定な瀧中だが、多彩な球種を駆使する魅力もあるため、リリーフとして起用するのも面白いのではないか。
また、今季はロングリリーフができる上茶谷大河が離脱中。先発投手が緊急降板した際に、ロングリリーフとして起用することもできそうだ。
【了】