カープに欲しい!? 広島、トレード獲得候補に挙げられる6人。他球団からの緊急補強も?
2024/07/25
産経新聞社
浜屋将太(埼玉西武ライオンズ)
投打:左投左打
身長/体重:176cm/77kg
生年月日:1999年1月26日
経歴:樟南高 – 三菱日立パワーシステムズ
ドラフト:2019年ドラフト2位
プロ5年目を迎えた浜屋将太も、サウスポーが不足しているチームにとって注目され得る存在だ。
浜屋は、樟南高で3年夏にエースの役割を担い、チームを甲子園に導いた。その後は社会人野球の三菱日立パワーシステムズに進み、都市対抗野球などで好投を披露。その後、ドラフト2位で埼玉西武ライオンズに入団した。
ルーキーイヤーは新型コロナウイルスの影響で開幕が延期された中、同年9月16日のロッテ戦でプロ初先発初勝利を記録。同年は12試合に登板して3勝3敗、防御率4.97の成績で終えた。
だが、翌2021年は成績を伸ばせなかった。同年は開幕ローテーション入りしたものの制球に苦しみ、8試合の登板で1勝6敗、防御率6.63。36回2/3を投げて30個の与四死球を献上した。
また、同年11月に左足を手術し、以降2年間は一軍のマウンドに上がれず。今季は5月10日の楽天戦で3年ぶりの一軍マウンドに上がったが、2回1/3を投げて3安打4四死球4失点(自責点3)と結果を残せず。以降はファームで登板を続けている。
広島東洋カープの投手陣は強力だが、床田寛樹の存在はあるものの、先発左腕は少ない印象。玉村昇悟が奮闘を見せているが、不安定感は否めない。
今季の浜屋は一軍では打たれたものの、ファームでは先発として防御率2点台の投球を見せている。先発左腕として結果を残せば、広島にさらなる投手層の厚みをもたらすだろう。