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カープに欲しい!? 広島、トレード獲得候補に挙げられる6人。他球団からの緊急補強も?

2024/07/25

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産経新聞社



野村勇(福岡ソフトバンクホークス)

ソフトバンク・野村勇
投打:右投右打
身長/体重:174cm/84kg
生年月日:1996年12月1日
経歴:藤井学園寒川高 – 拓殖大 – NTT西日本
ドラフト:2021年ドラフト4位
 
 分厚い選手層を誇る福岡ソフトバンクホークスにおいて、苦しい立場となっているのが野村勇である。
 
 拓殖大では、1年秋のリーグ戦からレギュラーとして出場。その後、NTT西日本で走攻守三拍子揃った内野手として活躍を続け、ドラフト4位でソフトバンクに入団した。
 

 
 プロ1年目から期待通りの活躍を見せ、97試合出場で打率.239ながらも10本塁打、25打点、10盗塁をマーク。パ・リーグでは37年ぶりとなる新人の「2桁本塁打・2桁盗塁」を成し遂げた。
 
 ところが、昨季は春季キャンプで下半身のコンディション不良を訴え、同年3月には内視鏡下椎弓形成術を受けた。その影響もあり、同年は50試合の出場で打率.160、3本塁打、7打点、1盗塁と成績を伸ばせなかった。
 
 今季も、春季キャンプ中に左坐骨疲労骨折というケガに見舞われて離脱。それでも、4月16日の日本ハム戦で今季初出場を果たすと、1度はファームに降格しながらも、現在は一軍でプレーしている。
 
 ただ、ソフトバンクの内野陣は層が厚い。二塁には牧原大成や三森大貴、さらにルーキーの廣瀬隆太も台頭。遊撃に目を向けても今宮健太が君臨し、後釜候補の川瀬晃も控えている。
 
 一方、広島東洋カープでは小園海斗を除き、内野陣で好打率を残している選手は少ないため、競争を促す意味でも野村は面白い存在になりそうだ。

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