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カープに欲しい!? 広島のトレード獲得候補(1)巨人でも“1軍戦力”だったが

2024/07/30

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産経新聞社



(左から)中日・ブライト健太、広島・新井貴浩監督、巨人・畠世周

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 今季は6年ぶりのリーグ制覇を目指す広島東洋カープ。今季は前半戦を2位で折り返したが、得点力不足な部分もあるなど、シーズン後半に向けて補強も十分に考えられる状況だ。そこで今回は、広島のトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。

 

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畠世周(読売ジャイアンツ)

巨人・畠世周
・投打:右投左打
・身長/体重:186cm/82kg
・生年月日:1994年5月31日
・経歴:近大福山高 – 近畿大
・ドラフト:2016年ドラフト2位
 
 昨季は一軍登板がなかった畠世周。登板機会は減りつつあり、環境を変えるのも1つの手かもしれない。
 
 近畿大では、2年春から登板機会を得て、リーグ戦通算12勝をマーク。高身長から繰り出されるストレートが高く評価され、読売ジャイアンツにドラフト2位で入団した。
 

 
 プロ1年目からローテーションの一角として期待されると、同年は13試合の登板で6勝4敗、防御率2.99の好成績をマーク。来季以降もローテーションの一角として活躍すると思われた。
 
 しかし、翌年以降はケガに苦しんだ。2019年は右肘の遊離軟骨除去手術を行い、翌2020年は右肩の肉離れを発症。近年はリリーフとして奮闘していたが、昨季は開幕前に右肘関節鏡視下クリーニング手術を受け、一軍登板なしに終わった。
 
 そんな中、今季はファームで防御率1点台をマークすると、7月15日のDeNA戦で658日ぶりの一軍マウンドに上がった。牧秀悟に一発を浴びる場面もあったが、3イニングを投げて1失点に抑えた。
 
 だが、今季は新たに加入した泉圭輔やカイル・ケラーが好調。さらに、守護神の大勢が復帰し、アルベルト・バルドナードがリリーフに回るなど、巨人の中継ぎ陣は厚みを増している。
 
 一方、広島東洋カープのリリーフ陣も枚数は揃っているが、島内颯太郎が不調でファームに降格。昨季ブレイクを果たした大道温貴はファームでも苦しむなど、不安要素もある。
 
 ここで畠が加入し、リリーフとして力を発揮すれば、投手陣はさらに盤石なものになりそうだ。

 

 
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【了】



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