ジャイアンツに欲しい!? 巨人、トレード獲得候補に挙げられる6人。他球団からの緊急補強も?
2024/07/28
産経新聞社
二木康太
投打:右投右打
身長/体重:190cm/85kg
生年月日:1995年8月1日
経歴:鹿児島情報高
ドラフト:2013年ドラフト6位
昨季は一軍登板なしに終わった二木康太も、トレード候補の1人といえる。
鹿児島情報高では、3年夏の県大会で惜しくも準決勝敗退。それでも、制球力や将来性を評価され、千葉ロッテマリーンズからドラフト6位で指名を受けた。
高卒入団ということもあり、入団後の3年間はファームが主戦場だった二木。そんな中、2016年に先発ローテーションへ定着し、22試合に登板。防御率5.34ながらも7勝をマークした。
その後、個人では貯金を作れないシーズンが続いたものの、2020年は15試合の登板で9勝3敗、防御率3.40と安定感が向上。翌2021年には開幕投手を務めた。
だが、昨季は右太もも肉離れなどの度重なるケガもあり、結果的に一軍のマウンドに上がれず。同年中に実戦復帰こそ果たしたが、ファームでもわずか4試合の登板にとどまった。
今季もまだ一軍登板はなく、ファームでは主に先発として登板し、防御率3点台後半という数字。それでも与四球率は1点台と、持ち前の制球力は健在だ。
ロッテの先発陣は小島和哉や西野勇士、石川歩など左右のバランスが良い。リリーフ陣も横山陸人や鈴木昭汰、国吉佑樹などが安定しており、二木の登板機会は限られてくる。
一方、読売ジャイアンツも先発、リリーフ陣ともに安定しているが、西舘勇陽のファーム調整や、ブルペン陣の登板過多などは後半戦に向けて不安要素。二木は制球が安定しているため、リリーフとして巨人で再び輝けるかもしれない。
【了】