西武・金子侑、打で足で躍動。巨人戦勝利の立役者は「盗塁でいいリズムができた」
7日西武プリンスドームで行われた西武対巨人の一戦は6-2で西武が勝利した。
2016/06/07
自分の武器で仕事ができた
西武は金子侑司の足を生かした攻撃で先制点を挙げた。
西武は2回裏、二死から9番・金子侑が四球で出塁すると、バッテリーが警戒するなか、盗塁を成功し好機を演出。
続く1番の秋山翔吾の左翼前安打で、金子は俊足を生かして本塁に滑り込んだ。
二盗も本塁も間一髪のプレーだったが、タッチをうまくかいくぐった好プレーだった。
二盗の際の巨人捕手・小林の二塁へのスローイングは1.89秒で、秋山の安打で生還した二塁からの生還も、基準を大きく上回る6.17秒と見事な走塁をみせた。
金子は打っても2安打をマーク。1点ビハインドで迎えた4回裏一死1、3塁の場面では初球のストレートを引っ張り、左翼前安打で同点に。
3打数2安打1打点2得点の大活躍だった金子は、「(盗塁については)期待もされていたし、自分も決めたい場面だったので、成功できてよかった。あの盗塁でいいリズムができました。(先制のホームインについては)ああいう打球で返ってこれるというのが自分のひとつの武器だと思うので仕事ができてよかった」と笑顔を見せていた。