早くも去就注目!? プロ野球、2024年オフのFA目玉候補選手6人。移籍希望なら争奪戦に…?
2024/08/01
産経新聞社
大城卓三(読売ジャイアンツ)
・投打:右投左打
・身長/体重:187cm/90kg
・生年月日:1993年2月11日
・経歴:東海大相模高 – 東海大 – NTT西日本
・ドラフト:2017年ドラフト3位
シーズン序盤こそ苦しんだが、今季もバットで大きな貢献を見せている大城卓三。今オフのFA市場で、目玉の1人となりそうだ。
2017年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから多くの出場機会を得ると、プロ3年目の2020年に正捕手の座を奪取。同年は打率.270、9本塁打、41打点の活躍でベストナインに輝いた。
“打てる捕手”として台頭した一方、守備面を課題としていたが、翌2021年にはリーグトップの盗塁阻止率.447を記録。攻守で大きな成長を見せ、球界を代表する捕手に名乗りを上げた。
昨季は134試合出場で打率.281、16本塁打、55打点、21犠打の好成績を残し、2度目のベストナインを受賞。
今季もチームを牽引する活躍が期待されていたが、打撃不振に陥り、5月8日に二軍降格。それでも一軍再昇格後は、打率.253まで上昇。
一方、スタメンマスクの座は岸田行倫や小林誠司に譲り、主に一塁手として出場。さらに、坂本勇人の一軍復帰、新助っ人ココ・モンテスの存在などがあり、ベンチスタートの試合も増えている。捕手としての出番を求めて、FA権を行使する可能性もあるだろう。