大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » 巨人 » まさかの”不良債権”…巨人、期待外れのFA戦士(1)”ライバル球団”の主戦だったが

まさかの”不良債権”…巨人、期待外れのFA戦士(1)”ライバル球団”の主戦だったが

2024/08/08

text By

photo

産経新聞社



(左から)巨人時代の門倉健、陽岱鋼、野上亮磨

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球選手にとって、フリーエージェント(FA)権の取得は1つの勲章といえるだろう。移籍市場で活発な動きを見せる球団が、読売ジャイアンツだ。しかし、過去を振り返ると、補強失敗となった事例も多くある。ここでは、巨人入りも期待外れの成績に終わったFA戦士を紹介する。

 

今シーズンのセ・リーグはDAZNで生中継!
月額1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]

 

野口茂樹


 
 中日ドラゴンズの左のエースとして活躍した野口茂樹は、読売ジャイアンツでは期待された活躍ができなかった選手の1人だ。
 
 丹原高校からプロ入りした野口は、プロ3年目の1995年に台頭したが、30試合登板で3勝10敗、防御率4.80という成績に終わる。しかし、翌1996年はジャイアンツ相手にノーヒットノーランを達成するなど才能を一気に開花させた。
 

 
 1998年からはシーズンを通してローテーションを回り、同年は最優秀防御率(2.34)のタイトルを戴冠。さらに1999年は19勝・防御率2.65をマークし、リーグ優勝の原動力に。自身は最優秀選手(MVP)に輝いた。
 
 2001年には12勝、11完投5完封、187奪三振、防御率2.46の好成績で投手2冠(防御率・奪三振)を獲得。その後は浮き沈みもありながら、2005年終了時点で通算80勝を記録し、同年オフにFA権の行使を宣言した。
 
 ジャイアンツだけでなく、阪神タイガースや楽天ゴールデンイーグルスも獲得に乗り出すとされた中、野口はジャイアンツと2年契約を選んだ。ところが、移籍後は2年間でわずか1勝。2008年は一軍登板もないまま、戦力外通告を受けた。

 

 
【関連記事】
まさかの”不良債権”…巨人、期待外れのFA戦士(2)
まさかの”不良債権”…巨人、期待外れのFA戦士(3)
まさかの”不良債権”…巨人、期待外れのFA戦士 全紹介

 

 
【了】



error: Content is protected !!