“超逸材”がまさか…中日、期待外れのドラ1戦士(3)最後の“ドラフト希望枠”
2024/08/24
産経新聞社
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プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。期待通りにチームの主力へと成長する選手が多くいる一方で、実力を発揮できないまま退団となる選手も多く存在する。ここでは、今世紀で期待外れに終わった中日ドラゴンズのドラフト1位戦士を紹介する。
田中大輔
出身:広島県
投打:右投右打
身長/体重:175cm/83kg
生年月日:1984年12月18日
ドラフト:2006年大学生・社会人ドラフト希望枠
ドラフト希望枠で中日に入団した最後の選手が、田中大輔だ。
田中は如水館高校出身で、2年夏に甲子園出場。扇の要として重要な役割を果たした。
その後は東洋大学でキャプテンを務めたほか、大学日本代表にも選出。当時の正捕手・谷繁元信を脅かす存在として期待され、中日にドラフト1位入団した。
ルーキーイヤーは2試合に出場し、翌年は17試合出場とステップアップ。しかし、2009年から2年連続で1軍出場なしに終わり、苦しい立場に立たされた。
その後もレギュラー奪取とはならなかったが、2013年にはプロ初本塁打を放つなど意地を見せた。
しかし、2014年に戦力外通告。合同トライアウトを受験してオリックス・バファローズ入りを果たしたが、移籍後も目立った実績は残せず、2016年限りで現役を引退した。
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