“超逸材”がまさか…中日、期待外れのドラ1戦士(5)わずか3試合・防御率10.13
2024/09/13
産経新聞社
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プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。期待通りにチームの主力へと成長する選手が多くいる一方で、実力を発揮できないまま退団となる選手も多く存在する。ここでは、今世紀で期待外れに終わった中日ドラゴンズのドラフト1位戦士を紹介する。
野村亮介
出身:静岡県
投打:右投右打
身長/体重:187cm/85kg
生年月日:1993年7月9日
ドラフト:2014年ドラフト1位
即戦力の働きを期待された一方、わずか3試合の登板でプロの世界から去った選手が、野村亮介だ。
静清高校では1年秋からエースを務め、3年春の選抜甲子園。最速145km/hを誇る本格派右腕として注目を集めた。
高校卒業後は三菱日立パワーシステムズ横浜(現:三菱重工East)に入社し、都市対抗野球でも活躍。その投球が高く評価され、見事にドラフト1位指名を勝ち取る。
だが、プロ1年目から右肩痛の影響を受け、同年は3試合登板で防御率10.13という成績に。
フォーム改良が故障につながるという繰り返しが続き、翌年以降は1軍のマウンドに立つこともできず、2017年をもって中日を去ることになった。
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