巨人ファンが語る「長野久義の30代に期待すること」とは?
日本ハム、ロッテからの指名を拒否し、憧れだった巨人へ入団した長野も今年の12月で30歳を迎える。期待通りの最初3年間と、微妙に期待外れの最近2年間。来季6年目の背番号7に巨人ファンは何を求めるのか?
2014/11/28
手術明けの長野は、開幕に間に合うのか
坂本勇人、巨人新キャプテン最有力。
セリーグ史上最年少記録の通算1000本安打と、通算1000試合出場を達成した8年目の今シーズン。
まだ20代中盤のスペシャル・ワン。偉大なる阿部慎之助の後を継ぐならこの男しかいない。
巨人ファンとしては何の文句もないっす。
なんてスポーツ報知片手にガッツポーズかました直後に、ふと思った。
「あれ?長野さんはどうするんだろう?」と。
早いもので、長野久義も今年の12月6日で30歳だ。
助っ人選手に気さくに声をかけ、マスコミ関係者には礼儀正しい数々のナイスガイ伝説を持つ男。
なのに、肝心なところでは一歩引いて、先輩や後輩を立てちまう。
自分はいつも角を行く。ったく合コンの幹事じゃないんだから。
時にファンには、そんな長野の遠慮がちな姿が物足りなく映ってしまうわけだ。
先日、右膝半月板の修復手術、右肘のクリーニング手術を同時に受けた長野。
全治は3~4カ月と来季開幕に間に合うか危ぶまれている。
巨人の外野は来季も激しいポジション争いが待ちうける。
若手の橋本・大田の突き上げ、アンダーソン・セペダのキューバコンビの逆襲。
もちろん高橋由伸や亀井だって、虎視眈々とレギュラー奪取を狙う。
皮肉にも図抜けたスーパースターがいないチーム状況が、スリリングな競争をもたらしている。
さすがだぜ、原監督。大丈夫かな……病み上がりの長野。
膝への負担も考えて、1番打者ではなく6番あたりを打ってほしいね。
この際、守備もセンターやライトじゃなく、レフト固定で。