巨人ファンが語る「長野久義の30代に期待すること」とは?
日本ハム、ロッテからの指名を拒否し、憧れだった巨人へ入団した長野も今年の12月で30歳を迎える。期待通りの最初3年間と、微妙に期待外れの最近2年間。来季6年目の背番号7に巨人ファンは何を求めるのか?
2014/11/28
ここ2年の背番号7の活躍は物足りない!
って、なんでやねん。
気が付いたら、巨人ファンは長野久義を「ベテラン選手」として扱いはじめちゃってるリアル。
プロ入りしたのが25歳、昨年まで3年連続でベストナインとGグラブ賞に選出。
5年間で800本近い安打を重ね、平均OPSは808を記録。
だが、シーズン20本塁打を超えたことは一度もなく、打点も69がキャリアハイだ。
これからも毎年打率3割前後、15本塁打前後の好選手でファイナルアンサー状態。
そんなの寂しいやん、チョーノさん。
まだ「4番ライト長野」が諦められない巨人ファン多数(俺)。
これまで幾度となく語られてきた背番号7の凄さと物足りなさ。
この男の20代は「こんなもんじゃないだろう」と「こんなもんかな」の繰り返しだった。
ドラ1入団即レギュラー、2年目に首位打者、3年目には最多安打獲得。
あの頃の長野はいつもキラキラと輝いていた。
スーパーキャッチャー阿部キャプテンに守られながら。
来季からは、その阿部慎之助は捕手でも主将でもなくなる。
誰がどう見ても、今の巨人は世代交代の真っ只中だろう。
オガラミから、阿部・村田。そして、サカチョー時代へ突入。
今度は守られる側から、守る側へ。
あえて言うならば、ここ2年の背番号7は期待外れである。
4番を任せられたらスランプ。凡打の内容も淡白。
5年後、おそらく由伸も阿部も村田も巨人の先発メンバーにはいない。
その時、35歳のリーダー長野に求められるのはキラリと光る華麗なプレーではなく、チームを鼓舞するギラついたプレーだ。
今のままでいいはずがない。
キラキラの20代から、ギラギラの30代へ。
長野久義にとって、2015年は20代の自分を壊すシーズンになるだろう。
See you baseball channel…