このまま“出番なし”に…?阪神、今季1軍出場ゼロの6人。ファーム暮らしが続く選手たち
2024/09/19
産経新聞社
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いよいよプロ野球はシーズン最終盤を迎え、1試合の重みがさらに増してくる時期となった。リーグ連覇を狙う阪神タイガースでは、前川右京などの新戦力が台頭した一方で、まだ一軍での出番がない選手も多い。そこで今回は、ここまで一軍出場がない阪神の選手を取り上げる。(※今季成績は9月19日時点)
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岩田将貴
投打:左投左打
身長/体重:178cm/75kg
生年月日:1998年6月16日
経歴:九州産大九州高 – 九州産業大
ドラフト:2020年育成選手ドラフト1位
貴重なサイド左腕である岩田将貴だが、今季も一軍のマウンドには立てていない。
九州産業大では1年春から登板機会を得ると、同年秋には新人賞を受賞。2年春にはMVPを獲得するなど活躍を続け、ドラフト会議では阪神タイガースから育成1位指名を受けた。
プロでは、入団2年目の7月25日に支配下契約を奪取。同年はファームで41試合に登板し、防御率1.97の好成績を残した。
しかし、プロ3年目の昨季はファームで44試合に登板するも、防御率は4.85という結果に。42回2/3を投げて51安打を許すなど、打ち込まれたシーズンとなった。
今季は、ファームで開幕から好投を続け、夏場まで防御率0点台を記録していた岩田。しかし、8月21日のくふうハヤテ戦で4失点したこともあり、現在は42試合の登板で防御率2.02となっている。
それでも、35回2/3を投げて与四球はわずか3つ。高い安定感と抜群の制球力を見せているだけに、今季中に一軍マウンドへ立つ可能性も残しているだろう。