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“ハズレくじ”が大当たり…ドラフト外れ外れ1位だった大物(2)”大正解”のスラッガーに衰えの声も…?

2024/09/05

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産経新聞社



(左から)オリックス・宮城大弥、阪神・近本光司、ヤクルト・山田哲人

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球ドラフト会議には、毎年大きな注目が集まる。ドラフト1位指名に至っては、競合の際にくじ引きを外し、希望した選手の獲得を逃す可能性もある。しかしながら、いわゆる“外れ1位”で指名した選手が大活躍を見せる事例も多くある。そこで今回は“外れ外れ1位”ながらも、大当たりとなった現役選手を紹介する。

 

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山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)

ヤクルト・山田哲人
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/76kg
・生年月日:1992年7月16日
・経歴:履正社高
・ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 プロ入りは外れ外れ1位指名での入団となった山田哲人だが、3度のトリプルスリーを成し遂げるなど、球界の歴史に名を刻んでいる。
 
 履正社高時代には、3年夏に甲子園へ出場。聖地で豪快な一発を放つなど、強打の内野手として高い評価を得た。迎えたドラフト会議では、斎藤佑樹(元日本ハム)、塩見貴洋(楽天)のくじを外した東京ヤクルトスワローズから1位指名を受けプロ入り。
 

 
 高卒3年目の2013年に二塁のポジションを奪取すると、翌2014年には最多安打(193安打)を獲得。
 
 2015年は143試合出場、打率.329、38本塁打、100打点、34盗塁と傑出の数字。同年は史上初となる本塁打王と盗塁王の同時獲得やトリプルスリーなど、数々の偉業を成し遂げた。
 
 さらに、翌2016年と2018年にもトリプルスリーを達成。2021年には34本塁打を放ち、チームをリーグ優勝、日本一に導いた。
 
 しかし、2022年以降は成績が下降気味。2024年シーズンもコンディション不良で何度か一軍を離れるなど、もどかしいシーズンが続いている。

 

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【了】



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