1軍に”推薦“したい…阪神、ファームでは好成績を残している6人。2軍でアピール中の選手たち
2024/09/28
産経新聞社
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プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している阪神タイガースの選手を紹介したい。(※今季成績は9月28日時点)
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髙寺望夢
・投打:右投左打
・身長/体重:178cm/76kg
・生年月日:2002年10月17日
・経歴:上田西高
・ドラフト:2020年ドラフト7位
高卒2年目に一軍デビューを果たすも、ここ2年間は一軍での出場がない高寺望夢。しかしながら、二軍では優秀な数字を収めており、期待値の高い存在だ。
上田西高から2020年ドラフト7位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから実戦経験を積み、二軍で58試合に出場した。
高卒2年目の2022年も二軍を主戦場としたが、シーズン終盤に一軍へ昇格すると、クライマックスシリーズ(CS)第2戦では「8番・二塁」でスタメンに抜擢。球団史上初となる10代野手のCS出場を果たした。
しかし昨季は、二軍では106試合出場、打率.260、3本塁打とまずまずの数字を残したが、一軍出場なし。高卒4年目の今季もここまで一軍での出番がない状況だ。
それでも、二軍では120試合出場、打率.292、121安打、22盗塁の好成績をマーク。ウエスタン・リーグトップの安打数を記録している。
このままファームでアピールを続け、今季中の一軍昇格を目指したい。