大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



1軍でも輝けるか…中日、ファームで躍動している選手6人。2軍でアピール中の選手たち

2024/09/13

text By

photo

産経新聞社



石川翔

中日・石川翔
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/89kg
・生年月日:1999年12月14日
・経歴:青藍泰斗高
・ドラフト:2017年ドラフト2位
 
 度重なるケガに苦しんできた石川翔。現在は育成契約となっているが、実戦復帰した今季は、二軍で圧巻の投球を披露している。
 
 青藍泰斗高では最速150キロ超の本格派右腕として高い評価を受け、2017年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。
 

 
 しかしプロ入り後は、多くの故障に泣かされてきた。高卒1年目の4月から両足三角骨の除去手術を敢行。それでも、同年のシーズン終盤には一軍デビューを果たした。
 
 だが、翌2019年の開幕前には「右肘離断性骨軟骨炎」と診断され、再び長期離脱。同年は二軍でもわずか1試合の登板に終わった。
 
 2021年の夏場には右肩を痛め、同年オフには育成契約へ移行。昨季3月には右肘内側側副靱帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を敢行し、実戦マウンドから遠ざかった。
 
 そんな苦しい状況だったが、今季は6月に復帰し、二軍でリリーフとして13試合に登板。2勝0敗、防御率1.64、奪三振率8.18の好成績をマークしている。
 
 8月9日の阪神戦では、自己最速の157キロを計測するなど潜在能力の高さを示している石川翔。好調を維持し、いち早く支配下返り咲きを狙いたい。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!