1軍に”推薦“も…?広島、ファームで好成績を残している6人。2軍でアピール中の選手たち
2024/09/22
産経新聞社
長谷部銀次
投打:左投左打
身長/体重:184cm/84kg
生年月日:1998年7月29日
経歴:中京大中京高 – 慶応大 – トヨタ自動車
ドラフト:2022年ドラフト6位
今季は大きな進化を遂げている長谷部銀次も、ファームで躍動している期待の左腕だ。
名門・中京大中京高では2年夏に甲子園へ出場したが、長谷部は登板機会を得ることができず。その後は慶応大に進んだものの、思うように登板機会を増やせなかった。
しかし、社会人野球のトヨタ自動車で2年間アピールを続けると、広島東洋カープからドラフト6位指名。祖先に杉田玄白がいることでも話題となった。
プロ1年目の昨季は、中継ぎとしてファームで39試合に登板。しかし、防御率5.39に終わり、41回2/3を投げて33四死球を献上。制球に苦しんだことで、即戦力としての期待に応えられなかった。
それでも今季は、課題の改善が見られ、ファームで防御率1点台前半と好投。その結果、7月21日の阪神戦で一軍デビューを果たした。
その後はファーム降格となったが、9月下旬に一軍再昇格を果たし、同月19日のヤクルト戦、20日の巨人戦と2試合連続でマウンドに上がり、ともに無失点の好リリーフを見せた。
プロ2年目とはいえ、今季で26歳を迎えている長谷部。一軍では森浦大輔や黒原拓未、塹江敦哉といった同年代のリリーフ左腕が活躍しているだけに、後れを取りたくないところだ。