立浪監督の“お墨付き”…?中日、評価が急上昇している選手(6)プロ1年目は“悲劇のスタート”も
2024/09/30
産経新聞社
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2024年シーズンも100試合以上を消化しているプロ野球。2年連続最下位からの逆襲を狙う中日ドラゴンズでは、柳裕也や中田翔など、主力選手の不調や故障離脱も見られる。しかしながら、その穴を埋めるように新たな戦力も多く台頭している。そこで今回は、今シーズンに評価を急上昇させている中日の選手を取り上げる。
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田中幹也
投打:右投右打
身長/体重:166cm/68kg
生年月日:2000年11月28日
経歴:東海大菅生高 – 亜細亜大
ドラフト:2022年ドラフト6位
バッティング面では苦しんでいる田中幹也だが、守備での貢献度は計り知れない。
東海大菅生高では、2年夏に甲子園ベスト4入りに貢献。卒業後は亜細亜大に進むと、1年春の時点で二塁の定位置を確保。3年時には国指定の難病・潰瘍性大腸炎と診断されたが、大きな試練を乗り越えて復活を遂げ、ドラフト6位で中日ドラゴンズに入団した。
ルーキーイヤーとなった昨季は、オープン戦で存在感を放ちながらも、開幕前にまさかの右肩を脱臼。同年3月29日には「右肩鏡視下バンカート修復術」を受け、結果的に一軍でのプレーは叶わなかった。
昨季の悔しさ晴らしたい今季は、「2番・二塁」で開幕スタメンを奪取し、初打席初安打を記録。次戦でプロ初打点もマークし、二塁のレギュラー格となった。
また、守備力はプロの世界でも一級品。幾度となくチームのピンチを救う好守を披露している。
そんな中、打撃面は徐々に低迷。ここまで101試合出場で打率.225、2本塁打、4盗塁の数字となっている。
二塁守備では圧倒的な存在感を放っているだけに、打撃の安定性を向上させ、不動のレギュラーとなりたい。
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