1軍に“推薦”したい…DeNA、ファームで好成績を残している6人。2軍でアピール中の選手たち
2024/09/19
産経新聞社
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プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している横浜DeNAベイスターズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月19日時点)
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松尾汐恩
投打:右投右打
身長/体重:178cm/82kg
生年月日:2004年7月6日
経歴:大阪桐蔭高
ドラフト:2022年ドラフト1位
将来を嘱望されている松尾汐恩も、ファームで結果を出し続けている選手だ。
松尾は大阪桐蔭高に入学後、捕手に転向。強肩はもちろんリード面での評価が高く、打撃でも高校通算38本塁打を記録。
ドラフト会議では、横浜DeNAベイスターズから1位指名を受けて入団。球団では、谷繁元信(元:横浜、中日)以来となるドラフト1位で指名された捕手となった。
高卒1年目の昨季から高い適応能力を発揮。同年はファームで104試合に出場すると、打率.277、7本塁打、51打点をマーク。
今季はオープン戦から猛アピールを続けると、3月31日の広島戦で一軍デビュー。8月10日のヤクルト戦では、2本の二塁打を含む猛打賞を記録した。
現在はファーム降格となっているが、二軍では打率.326、3本塁打、39打点と好成績を維持。”打てる捕手”として期待値の高い数字を残している。
一軍では、正捕手の山本祐大が離脱中。Aクラスを争う大事な時期に入っているが、松尾の一軍再昇格の可能性も大いにあるだろう。