1軍に“推薦”したい…DeNA、ファームで好成績を残している6人。2軍でアピール中の選手たち
2024/09/19
産経新聞社
三嶋一輝
投打:右投両打
身長/体重:175cm/80kg
生年月日:1990年5月7日
経歴:福岡工 – 法政大
ドラフト:2012年ドラフト2位
一軍での実績も十分な三嶋一輝。難病からの完全復活を目指して奮闘中だ。
法政大では、150キロ超のストレートを主体に活躍。大学ラストイヤーは最多勝・最優秀防御率・ベストナインの投手3冠を獲得し、横浜DeNAベイスターズからドラフト2位指名を受けた。
プロ1年目からいきなり規定投球回をクリア。同年は先発やリリーフとして36試合に登板し、6勝9敗、防御率3.94をマーク。同年7月28日の阪神戦ではプロ初完封勝利を記録した。
翌2014年は開幕投手を務めた三嶋。その後は苦しむシーズンが続いたが、リリーフに本格転向すると、2018年は60試合、2019年は71試合に登板するフル回転ぶりで、チームに貢献した。
2022年に国指定の難病である「黄色靱帯骨化症」を患ったが、2023年には27試合に登板するなど復活。しかし、同年は防御率4点台、今季は7試合の登板で防御率5.14とやや安定感を欠いている。
一方、ファームでは26試合に登板し、1勝1敗、防御率1.59をマーク。二軍での好調を維持し、再び一軍の重要戦力となりたい。