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今年もパ強しだった交流戦。各チーム、勝敗を分けたポイント【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】

ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。今回は今年の交流戦についてだ。

2016/06/23

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OPSトップはソフトバンクの「0.795」

 チーム打撃成績も振り返る。オフェンスの総合指標であるOPS(出塁率+長打率)順に並べた

打撃成績

 防御率1位の中日はOPSで最下位。投手陣が頑張っても援護がなかったことがわかる。
 阪神は18試合でわずか3本塁打。これでは勝てない。一方のソフトバンクはチーム防御率2点台で、かつチームで23本塁打、打力では圧倒的な差があったことがわかる。

 広島はセ1位の15本塁打に加えて両リーグ1位の20盗塁。積極的な攻撃で勝機をつかんでいたことがわかる。
 DeNAは最少の38四球に最多の152三振。好調時は目立たなかったが、荒っぽい打撃が裏目に出たといえる。

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