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まさかの“出番なし”…広島、今季1軍出場ゼロの選手(4)ジャイアンツから移籍も”戦力外”に

2024/10/10

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産経新聞社



(左から)広島・戸根千明、新井貴浩監督、曽根海成

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 シーズン終盤を迎えている2024年のプロ野球。今シーズンも主力の故障や不調など、様々な要因で選手の入れ替えが行われ、多くの選手が一軍の舞台を経験している。一方で、開幕から二軍暮らしが続き、一軍未出場の選手も少なくない。ここでは、ここまで一軍出場がない広島東洋カープの選手を紹介したい。

 

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戸根千明

広島・戸根千明
・投打:左投左打
・身長/体重:174cm/102kg
・生年月日:1992年10月17日
・経歴:石見智翠館高 – 日本大
・ドラフト:2014年ドラフト2位
 
 昨季は開幕一軍入りを果たすなど、一時は復活を予感させていた戸根千明。しかし、移籍2年目の今季は、二軍でも低調な数字が並び、厳しい立場となっている。
 
 2014年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団すると、ルーキーイヤーから一軍のブルペンに定着。同年は46試合に登板し、1勝5ホールド、防御率2.88の好成績を残した。
 

 
 翌2016年も42試合と多くの登板機会を得たが、防御率4.50と数字を落とした。その後は故障にも苦しみ、登板機会が減少。
 
 2022年は9試合の登板で防御率5.02に終わり、同年オフの現役ドラフトで広島東洋カープに移籍した。
 
 移籍初年度の昨季は、開幕一軍入り。春先はフル回転の活躍を見せたが、シーズン後半は失速。最終的に24試合の登板で防御率4.64に終わった。
 
 今季はファームが主戦場となり、16試合登板で防御率10.43と低迷。一軍昇格のきっかけを掴めず、今季限りで戦力外通告を受けた。

 

 
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【了】



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