【6月25日埼玉西武対千葉ロッテ戦、BBC独自採点】試合は敗れたものの、デスパイネに最高点
6月25日、埼玉西武戦対千葉ロッテは10－9で埼玉西武がサヨナラ勝ちを収めた。現地取材に基づき、この試合をベースボールチャンネル独自基準にて採点を行ってみたい。
2016/06/26
＜埼玉西武ライオンズ＞
（中）秋山 6.0
評 1安打敬遠を含む2四球で1番打者としての役割をしっかり果たした。守備面でも、欲張らずにカットに返球し、本塁憤死に貢献していた。
（三）金子侑6.0
評 守備面のミスは改善したいが、2安打は評価できる。特に10回表の足で稼いだ内野安打は、決勝打の好アシストだった。
（右）森6.0
評 一時は勝ち越しとなる貴重な適時打を放った。その打席ではツーストライクに追い込まれてから軽打に切り替えて結果を残した。勝負所を知っている。
（指）メヒア5.5
評 森に続いて、貴重な適時打を放った。サヨナラ打の坂田に水を浴びせに駆けよったように、凡打でも全力疾走を見せてほしい。
（二）浅村 6.0
評 1打席目の本塁打のみの活躍しかないように見えるが、そのホームランがこの試合を大きく左右した。チームに大きな勇気を与える一発として評価したい。ただ野選は反省したい。
（左）栗山6.5
評 4打数2安打2得点。二つの安打も貴重だが、8回の先頭で選んだ四球は、この試合のファインプレーの一つ。守備面でも中継を使った補殺に貢献した。
（遊）鬼崎5.5
評 栗山の出塁をうまくつないで好機を広げていた。守備のミスはメンタル的なものだろう。前向きにプレーしたいところだ。
（一）山川6.0
評 一時逆転となる3点本塁打を放った。死球に元気よく一塁に走っていくなど、チームのムードを作っていた。打てなくても、存在することの意義を感じる選手だ。守備面では点差を頭に入れたプレーを心掛けたい。
（捕）岡田5.0
評 送りバントを決めたくらいでいいところはなかった。守備面でも、チームがバタついた時、落ち着かせられなかった
＜投手＞
野上5.0
評 菊池のケガを受けての登板で粘りのピッチングで5回を投げ切ったのは評価できる。ただ、コントロールがほぼ甘かった。
十亀5.0
評 結果が欲しい焦りの中で3失点。2イニング目の先頭をミスで許し、その後、野戦が続くなど少し不運ではあった。ピッチング内容はそれほど悪くない。
佐野5.0
評 ピンチでの登板だったが、しっかりと抑えた。
バスケス5.0
評 一番打たれてはいけない場面と打者に本塁打を浴びた。
増田5.5
評 走者を浴びながらも、最後は強気なピッチングで無失点に抑えた。
武隈6.0
評 無死満塁のピンチを招きながら、自身で無失点に抑えた。試合のターニングポイントになる投球といえるだろう。
＜途中出場＞
渡辺直人 6.5
評 ミスなどでぐちゃぐちゃになった試合を整えた。8回の無死1、2塁での犠打成功に10回裏は中前安打を放ち、最後はサヨナラのホームを踏んだ。今日の逆転勝利は彼抜きには語れない。
上本 6.0
評 同点となる貴重なタイムリーを放った。状況は苦しかったが、一打で流れを変えた
斎藤―
永江―
炭谷―
坂田6.5
評 好機でボールを見て行く途中出場選手が多い中、初球から振りに行った。彼の勝ち取る強い気持ちがサヨナラ打を生んだ。
田邊監督6.0
評 途中交代の選手が結果を出した。作戦や采配がうまくはまっていた印象だった。