“ハズレくじ”が大当たり…ドラフト外れ外れ1位だった大物(4)”MVP級”のサウスポーだが今年は…?
2024/09/22
産経新聞社
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プロ野球ドラフト会議には、毎年大きな注目が集まる。ドラフト1位指名に至っては、競合の際にくじ引きを外し、希望した選手の獲得を逃す可能性もある。しかしながら、いわゆる“外れ1位”で指名した選手が大活躍を見せる事例も多くある。そこで今回は“外れ外れ1位”ながらも、大当たりとなった現役選手を紹介する。
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宮城大弥(オリックス・バファローズ)
・投打:左投左打
・身長/体重:171cm/78kg
・生年月日:2001年8月25日
・経歴:興南高
・ドラフト:2019年ドラフト1位
高卒4年目に侍ジャパンの一員になるなど、球界を代表する左腕に成長した宮城大弥も、外れ外れ1位でのプロ入りであった。
興南高では、1年夏から甲子園の土を踏んだ宮城。最後の夏は沖縄県大会で敗退となったが、高校日本代表に選出されるなど、高い評価を受けていた。
迎えたドラフト会議では、石川昂弥(中日)、河野竜生(日本ハム)のくじを外したオリックス・バファローズから1位指名を受けた。
ルーキーイヤーからファームで好成績を残し、高卒2年目の2021年には早くも先発ローテーションに定着。同年は23試合(147回)を投げ、13勝4敗、防御率2.51と大ブレイクを果たし、新人王に輝いた。
翌2022年も24試合登板で11勝8敗、防御率3.16の好成績をマークし、チームのリーグ優勝、日本一に欠かせないピースとなった。
さらに、2023年3月に行われた第5回WBCでは、日本代表の一員として世界一を達成。レギュラーシーズンでも3年連続での2桁勝利(10勝)をクリア。リーグ3連覇に大きく貢献した。
しかし2024年シーズンは、5月に左大胸筋の筋損傷で登録抹消。6月下旬に一軍へ復帰したが、1カ月半以上の離脱を強いられた。
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