巨人、最大の誤算は総勢13名の助っ人陣。今季初登板マイコラスで光差すか【死亡遊戯コラム】
巨人が苦しい戦いを強いられている。24日のDeNA戦ではエース・菅野が9失点でまさかのKO。悪い流れを25日今季初登板初先発となるマイコラスが断ち切るか。総勢13名の外国人選手にはまさに助っ人としての活躍が求められる。
2016/06/25
マイコラス今季初先発、結果は?
13名も在籍しながら、マシソン以外の外国人選手はほぼ壊滅的な状況にある巨人の助っ人事情。
今のセリーグは外国人選手が額面通りに働けばそこそこ戦えるし、中軸として期待していた助っ人が日本野球の適応に苦しむようだとチーム成績も停滞気味。
要はそれだけ彼らへの依存度が高いということだろう。
ペナント争いをリードする広島を牽引したのはジョンソンとエルドレッドという投打の両助っ人で、中日にはビシエド、阪神にはゴメス、ヤクルトにはバレンティンと強力パワーヒッターが顔を揃える。
貧打に苦しむ巨人もギャレットがバリバリの4番打者として活躍してたら、今頃3番坂本勇人とのサカギャレコンビで広島ともっと僅差の首位争いをしていたはずだ。
そして今、チームは橋本到、大田泰示、山本泰寛といった20代前半から中盤の若手選手を積極的に起用し始めている。
皮肉にも助っ人選手の不調や故障が若手にとってはチャンスになったわけだ。
25日のDeNA戦では右肩の違和感で離脱していたマイコラスがようやく初先発予定。
今季チームで先発登板した外国人投手の白星はポレダの1勝のみ。
もしもこのマイコラスも結果を残せないようだと、いよいよ由伸巨人は追い詰められることになる。