阿部監督の“構想外”…?巨人、戦力外候補に挙がる6人。来季の契約が危ぶまれる選手たち
2024/10/03
産経新聞社
梶谷隆幸
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/90kg
・生年月日:1988年8月28日
・経歴:開星高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト3巡目
2024年で4年契約の最終年を迎える梶谷隆幸。今季は一軍出場が限られており、移籍後は相次ぐ故障に苦しんでいる。
2006年高校生ドラフト3巡目で横浜ベイスターズに入団。2014年に外野手に転向すると、同年は自身初の規定打席に到達し、盗塁王(39個)に輝くなど、ブレイクを遂げた。
その後は故障に泣かされたシーズンもあったが、2020年は打率.323、19本塁打、53打点、14盗塁の好成績をマーク。同年オフに国内FA権を行使し、大型4年契約で読売ジャイアンツに移籍した。
ところが、移籍初年度は度重なる故障で61試合の出場に。翌2022年はまさかの一軍出場なしに終わり、オフに育成契約となった。
昨季は開幕前に支配下復帰し、102試合出場、打率.275、2本塁打とまずまずの数字を残したが、今季は再び左膝の故障に苦しみ、わずか6試合の出場にとどまっている。
実績十分のベテランだが、巨人ではフルシーズンの活躍はないだけに、厳しい立場といえるだろう。