渡辺監督の”後任”だった…?西武の監督候補に挙がった大物(2)いまだに絶えない“待望論”
2024/10/11
産経新聞社
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2024年シーズンは、パ・リーグ最下位に沈んだ埼玉西武ライオンズ。そんな中、指揮官の渡辺久信監督代行が今季限りでの退任を表明。新たに西口文也ファーム監督の一軍監督就任が決まった。一方で、西口新監督以外にも、指揮官候補と目された人物がいた。ここでは、西武の次期監督候補に挙がった大物を紹介したい。
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辻発彦
投打:右投右打
身長/体重:182cm/78kg
生年月日:1958年10月24日
経歴:佐賀東高 – 日本通運
ドラフト:1983年ドラフト2位
過去に埼玉西武ライオンズの監督として、リーグ優勝を2回経験している辻発彦。チームが低迷している現在、監督復帰への待望論も少なくなかった。
社会人野球の日本通運から、1983年ドラフト2位で西武に入団。ルーキーイヤーから出場機会を得ると、1993年には110試合の出場で打率.319をマークして首位打者を獲得。リードオフマンとして、同年のリーグ優勝に大きく貢献した。
1996年からはヤクルトスワローズでプレーし、1999年に現役を引退。派手さはなかったものの、通算でゴールデングラブ賞8回、ベストナインも5回受賞するなど、守備の名手として活躍した。
引退後はヤクルトなどでコーチを務め、2006年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも内野守備・走塁コーチを経験した。
2017年からは西武の監督に就任。同年はリーグ2位で終えると、翌2018年からはリーグ2連覇を達成。2022年に退任したが、就任6年間でチームを5度のAクラスに導くなど、手腕が光った。
現在は、野球解説者や評論家として活動している。
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