中嶋監督の“後任”だった…?オリックス、次期監督候補に挙がっていた大物6人。岸田護新監督以外で浮上したのは…?
2024/10/10
産経新聞社
小林宏
投打:右投右打
身長/体重:182cm/82kg
生年月日:1970年11月30日
経歴:崇徳高 – 広島経済大
ドラフト:1992年ドラフト1位
2021年からオリックス・バファローズの二軍監督を務めている小林宏。内部昇格の候補に挙がっていた1人だ。
広島経済大から、1992年ドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブ(現:バファローズ)に入団。プロ3年目の1995年には15試合に登板し、8勝3敗、防御率2.68の好成績を残してリーグ優勝に貢献した。
翌1996年は先発やリリーフ問わず37試合に登板し、8勝7敗、防御率4.08。やや安定感は欠いたが、同年はリーグ2連覇、日本一を経験した。
1998年はシーズン途中から先発に本格転向すると、31試合の登板で10勝9敗4セーブ、防御率3.59をマーク。規定投球回には届かなかったものの、自身初の2桁勝利を挙げた。
その後も、様々な起用法に応え続けた小林。そんな中、チームが大阪近鉄バファローズと合併することになり、2004年オフに選手分配ドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍した。
ただ、創設1年目の楽天ではわずか3試合の登板に終わり、同年オフに戦力外通告。同年限りでユニフォームを脱いだ。
引退後、2009年から2014年まではオリックスの一軍と二軍で投手コーチを経験。2015年からは、社会人野球のシティライト岡山でコーチを務めた。
その後、2016年から再びオリックスの一軍投手コーチに復帰。2021年からはチームの二軍監督を務め、若手育成に尽力している。
【了】