藤川新監督の“構想外”に…阪神、戦力外通告を受けた6人。去就が注目される選手たち
2024/11/07 NEW
産経新聞社
加治屋蓮
・投打:右投右打
・身長/体重:185cm/90kg
・生年月日:1991年11月25日
・経歴:宮崎・福島高 – JR九州
・ドラフト:2013年ドラフト1位
昨季は一軍のブルペンを支えた加治屋蓮。だが、活躍を継続することはできなかった。
2013年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団した加治屋だったが、プロ入り以降は一軍で結果を残せない日々が続いていた。
飛躍を果たしたのは、プロ5年目の2018年。同年は一軍で72試合にリリーフ登板すると、35ホールドポイント(4勝3敗31ホールド)、防御率3.38をマークした。
しかし、以降は右肩痛などの影響もあり、再び低迷。2020年オフには戦力外通告を受け、阪神タイガースに活躍の場を移した。
移籍3年目の昨季は、開幕から22試合連続無失点を記録。カットボールやフォークなどを武器に、同年は51試合の登板で17ホールドポイント(1勝5敗16ホールド)、防御率2.56をマーク。チームのリーグ優勝、日本一に貢献した。
今季もリリーフの一角として期待されたが、一軍ではわずか13試合の登板で防御率4.50の成績に。そして、10月1日に自身2度目の戦力外通告を受けた。
一方で、ファームでは29試合の登板で防御率0.68の安定感を発揮。一軍での実績もあるだけに、他球団から声がかかる可能性も十分にありそうだ。