新井監督の“構想外”…?広島、戦力外候補となりそうな6人。来季の契約が危ぶまれる選手たち
2024/10/14
産経新聞社
小林樹斗
投打:右投右打
身長/体重:182cm/88kg
生年月日:2003年1月16日
経歴:智弁和歌山高
ドラフト:2020年ドラフト4位
智弁和歌山高から入団し、プロ4年目を迎えている小林樹斗。ここまでは結果を残せていないシーズンが続いている。
名門・智弁和歌山高で1年春からベンチ入りしていた小林は、先発だけでなく、中継ぎやクローザーの役割も経験。ドラフトでは広島東洋カープから4位指名を受け、NPB入りの切符を手にした。
プロ1年目は、2021年シーズン最終戦のヤクルト戦でプロ初登板初先発。投球内容は4回6失点となったが、村上宗隆から2三振を奪うなど、今後を期待させる投球を見せた。
しかし、翌2022年6月に右肘を疲労骨折。同年はファームで8試合に登板して4勝0敗、防御率2.70の成績を収めていたものの、リハビリに時間を費やすこととなった。
復帰した昨季は、ファームで16試合に登板し、防御率2.95と順調な回復ぶりを見せた。しかし、同年オフの秋季キャンプで再び右肘を疲労骨折し、骨移植手術を受けることに。
今季は8月にファームで復帰したが、18試合のリリーフ登板で防御率5.30と苦しんだ。将来を期待された存在だけに、一刻も早く本来の力を取り戻したい。