井上新監督の“構想外”に…中日、戦力外通告を受けた6人。去就が注目される選手たち
2024/11/01 NEW
産経新聞社
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熾烈な争いが繰り広げられるプロ野球の世界では、十分な結果を残すことができなければ、必然的に厳しい立場となる。そんな中、2024年もレギュラーシーズンが終了。来季の契約にも注目が集まる時期となった。そこで今回は、今オフに戦力外通告を受けた中日ドラゴンズの選手を紹介する。
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三好大倫
投打:左投左打
身長/体重:179cm/83kg
生年月日:1997年9月28日
経歴:三本松高 – JFE西日本
ドラフト:2020年ドラフト6位
高校時代は二刀流の活躍を見せた三好大倫。今季は開幕スタメンを勝ち取ったものの、まさかの非情宣告を受けた。
三本松高では、エースで4番とチームの中心的存在だった三好は、高校通算26本塁打を記録。最速140キロ超の直球を投げ、投打ともに非凡な才能を発揮していた。
卒業後は社会人野球の強豪・JFE西日本で投手・外野手としてプレーし、2020年ドラフト6位で中日ドラゴンズに入団した。
プロ2年目に一軍デビューを果たし、8月20日のヤクルト戦ではプロ初本塁打を記録。同年は45試合に出場し、打率.218ながらも6盗塁をマークするなど、持ち前の俊足でアピールした。
翌2023年は30試合出場で打率.154と低迷し、出場機会を減らしてしまった三好。ファームでも際立った数字を残せなかった。
そんな中、今季は岡林勇希の出遅れも相まって、「1番・中堅」で開幕スタメンを奪取。4月10日のDeNA戦では、プロ初の猛打賞を記録した。
だが、岡林が戦列復帰した4月中旬以降は、押し出されるようにスタメン出場の機会が減少。5月下旬にファームへ降格して以降は一軍出場がなく、最終的に37試合の出場で打率.220、4打点の成績に終わった。
今季はファームでも49試合の出場で打率.194に沈み、10月29日に無念の戦力外通告。チームを去ることとなった。