大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



スワローズが“獲得”も…?ヤクルト、2024年のドラフト指名候補6人。チームに欲しい戦力は?

2024/10/22

text By

photo

産経新聞社



髙尾響(広陵)

高尾響(広陵)
・ポジション:投手
・投打:右投右打
・生年月日:2006年5月22日
・経歴:広陵高
 
 高校生離れした完成度を誇る髙尾響。プロスカウトからも高く評価されており、指名候補の1人に挙がりそうだ。
 
 広陵高では入学直後から公式戦に登板し、1年春の中国大会からエースナンバーを背負った。早くからチームの大黒柱となり、2年春から4季連続で甲子園に出場。
 

 
 今夏の甲子園では、初戦となった熊本工戦で、9奪三振1失点完投勝利を挙げた。特に最終回のピンチ時にギアを上げ、連続三振を奪う投球は圧巻だった。
 
 次戦で東海大相模高に敗れたが、大会後には高校日本代表に選出。国際大会でも2試合(3回)を投げ、無失点の好投を披露した。
 
 最速148キロの直球に加え、多彩な変化球を操るのが特長。進路が注目されていたが、プロ志望届を提出。
 
 東京ヤクルトスワローズでは、小川泰弘や石川雅規など、プロでは小柄と分類される投手が長らく活躍。髙尾も身長170センチ前半と似た体格なだけに、良い手本にもなるだろう。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!