大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



ベイスターズが“獲得”も…?DeNA、2024年のドラフト指名候補6人。チームに欲しい戦力は?

2024/10/22 NEW

text By



寺岡丈翔(徳島インディゴソックス)

・ポジション:外野手
・投打:右投右打
・生年月日:2000年9月20日
・経歴:東福岡高 ‐ 福岡大 ‐ 徳島インディゴソックス
 
 独立リーグの中で注目したい強打の外野手が、徳島インディゴソックスの寺岡丈翔だ。
 
 東福岡高では、3年夏の南福岡大会で全4試合に出場。同大会で打率.462(13打数6安打)、1本塁打、5打点をマークした。
 

 
 しかし、進学先の福岡大では突出した成績を残せず。2年秋から出場機会を得ていたものの、リーグ戦通算打率は.205と不完全燃焼に終わった。
 
 それでも、卒業後に四国IL・徳島インディゴソックスに入団すると、徐々に実力を発揮。入団1年目から全68試合に出場すると、打率.232ながらも4本塁打、27打点、10盗塁をマーク。
 
 今季は大きく成績を伸ばし、全68試合の出場で打率.333、9本塁打、65打点、25盗塁を記録。本塁打王と打点王の打撃2冠に加え、年間最優秀選手(MVP)、ベストナインも受賞した。
 
 打撃ではバックスクリーン弾を放つなど、パンチ力は十分。また、本職の中堅では機敏な動きを見せ、遊撃なども守れるユーティリティー性を兼ね備える。
 
 現在、横浜DeNAベイスターズでは外野手が飽和状態に見えるが、右打ちの若手外野手が不足気味。桑原将志は31歳と中堅に差し掛かり、残る右の外野手は蝦名達夫、本職が捕手の東妻純平らとなるため、寺岡は狙い目ともいえるだろう。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!