ジャイアンツの“熱意”は…巨人、ドラフト1位指名を公言した歴代選手6人。ドラ1で獲得できた?
2024/10/25
産経新聞社
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「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月24日に開催。今年のドラフト会議ではわずか1球団のみだったが、事前に1位指名を公表するケースも少なくない。特に読売ジャイアンツは、1位指名を公表する年も多い。そこで今回は、巨人が1位指名を公言した現役選手を紹介したい。
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西舘勇陽(読売ジャイアンツ)
・投打:右投右打
・身長/体重:185cm/79kg
・生年月日:2002年3月11日
・経歴:花巻東高 – 中央大
・ドラフト:2023年ドラフト1位
2023年ドラフトでは、読売ジャイアンツは西舘勇陽の1位指名を公表した。2球団の競合となったが、阿部慎之助監督が母校の後輩をくじで引き当てた。
花巻東高時代には3度の甲子園出場経験を持つ西舘。中央大への進学後は1年秋からリーグ戦に登板。
3年秋には9試合登板、5勝1敗、防御率1.70の活躍でベストナインに輝くと、最速155キロの本格派右腕としてドラフト1位候補に浮上した。
迎えたドラフトでは1位指名を公表していた巨人と北海道日本ハムファイターズの2球団から1位指名。抽選の結果、巨人が交渉権を獲得した。
ルーキーイヤーの今季はリリーフで開幕一軍スタートを切り、勝ちパターン入り。夏場に先発へ転向したが、シーズン終盤は再び救援に戻った。
最終的に同年は28試合の登板で1勝3敗1セーブ20ホールド、防御率3.82と、ルーキーとしてはまずまずの数字をマーク。プロの水に慣れた来季は先発ローテーションへの定着を目指したい。