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井上新監督の“構想外”に…中日、戦力外通告を受けた選手(3)2年連続での“非情通告”に

2024/11/19 NEW

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産経新聞社



(左から)中日・石森大誠、井上一樹監督、三好大倫

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 熾烈な争いが繰り広げられるプロ野球の世界では、十分な結果を残すことができなければ、必然的に厳しい立場となる。そんな中、2024年もレギュラーシーズンが終了。来季の契約にも注目が集まる時期となった。そこで今回は、今オフに戦力外通告を受けた中日ドラゴンズの選手を紹介する。

 

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中島宏之

中日・中島宏之
投打:右投右打
身長/体重:180cm/90kg
生年月日:1982年7月31日
経歴:伊丹北高
ドラフト:2000年ドラフト5位
 
 NPB通算1928安打の実績を誇る中島宏之。しかし、移籍1年目で戦力外通告を受けることとなった。
 
 伊丹北高から2000年ドラフト5位で西武ライオンズに入団し、2004年に遊撃のレギュラーを獲得。同年は133試合の出場で打率.287、キャリアハイの27本塁打を放ち、その打棒を遺憾なく発揮していた。
 

 
 2008年はリーグ優勝・日本一を経験し、2013年からはメジャーリーグに挑戦した。その後、2014年オフにオリックス・バファローズに入団して日本球界に復帰。2019年からは読売ジャイアンツに活躍の場を移した。
 
 2020年こそ100試合に出場して存在感を放ったが、昨季はわずか8試合の出場にとどまり、同年オフに戦力外通告を受けた。
 
 そんな中、白羽の矢を立てた中日ドラゴンズが中島を獲得。中日は2023年の代打打率が.173だったこともあり、”代打の切り札”として活躍が期待された。
 
 しかし、開幕直後から代打で出場するもヒットは生まれず。終わってみれば15試合の出場で13打数ノーヒット、7三振の成績に終わり、ファームでも27試合の出場で打率.179と苦しんだ。
 
 10月8日には、2年連続となる戦力外通告を受けることに。通算2000本安打まで残り72本だが、来季43歳になる中島を獲得する球団はあるのか。今後の進展が注目される。

 

 
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【了】



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