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オリックス園部、一軍初出場初スタメンで決勝打。首脳陣の大抜擢に満点回答

千葉ロッテ対オリックスの13回戦が3日QVCマリンフィールドで行われ、オリックスが4-3で逆転勝利を収めた。

2016/07/03

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園部は6番DHで初出場

 5回に千葉ロッテ田村のセンターオーバーのタイムリーツーベース、6回にデスパイネのレフト前タイムリーを浴びて3点のビハインドの展開から、オリックスが粘りを見せた。

 6回に2点を返すと7回にロッテの二番手大谷を攻略。糸井の同点タイムリーに続き、二死1、2塁から、今日一軍昇格したばかりの園部のレフト前タイムリーで逆転に成功。オリックスは先発ディクソンから後をついだ塚原、吉田一、平野の三投手がロッテ打線を無安打に抑え、逃げ切った。ディクソンは6月5日の東京ヤクルト戦以来となる勝利で6勝目(6敗)。チームの借金を19に減らした。

 昨日の試合後に福良監督が、「入れ替えをやります」と明言した打線は、2番の安達、3番の糸井以外を入れ替えもしくは(打順の)組み替えを断行。糸井とともに開幕から全試合でスタメン出場を続けていた西野を思い切って外し、今日一軍昇格した岩崎を起用。4番はT-岡田が入り、昨日福良監督が起用を明言していた園部は6番DHとしてラインナップ、プロ初出場初スタメンを果たした。

 序盤はなかなか打線がつながらない。ロッテ先発のスタンリッジから4回を除いて毎回ランナーを出すも後続が打ち取られるという、まるで昨日の試合を見ているかのような展開。しかし6回、先頭の安達が四球を選び出塁すると、糸井がヒットで続いて、無死1、3塁。ここで糸井が今季24個目の盗塁を決めて、無死2、3塁とするとT-岡田のセカンドゴロの間に1点を返す。さらにクラークにもライトへタイムリーツーベース、1点差まで詰め寄った。オリックス打線はこの回スタンリッジに25球投げさせて、降板へ追い込んだ。

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